ALSI、PLMクラウドサービス「Obbligato for SaaS」の導入・運用支援サービスを提供

　アルプス システム インテグレーション株式会社（以下、ALSI）は2日、日本電気株式会社（以下、NEC）の製品ライフサイクル管理（PLM）クラウドサービス「Obbligato for SaaS」を提供開始すると発表した。ALSIでは、サービスの提供から導入・運用までの支援をワンストップで提供するという。

　Obbligato for SaaSは、PLMソフトウェア「Obbligato」をSaaS型で提供するクラウドサービス。PLMの基本となる「ドキュメント管理」「製品構成（BOM）管理」「設計変更情報管理」といった機能を備え、製品開発の過程で発生する多種多様な技術情報を、BOMに関連付けて一元管理できる。また、「プロジェクト管理」や「含有化学物質管理」といった、PLMをより有効活用する機能も提供され、設計情報と化学物質情報の統合による環境配慮設計の促進なども行えるとした。

　ALSIでは今回、同サービスを提供開始するとともに、導入から運用までをワンストップで支援する「Obbligato for SaaS導入・運用支援サービス」を提供する。

　導入支援では、新業務フロー作成、管理項目定義、権限設計などのフィッティングから、パラメータシート作成やパラメータ変更、操作教育などのプロトタイピング、データ移行支援、導入・移行に関わるプロジェクトマネジメントまでを提供。

　また運用支援では、操作方法や活用方法などの問い合わせ対応をはじめ、システム改善対応、利用状況や業務課題の確認と対策の検討などを行う定期ヒアリングなどを提供できるとのこと。