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SBT、Azure OpenAI Serviceを活用した生成AI導入支援サービスを提供 回答精度を向上させるコア技術を搭載

 SBテクノロジー株式会社(以下、SBT)は27日、企業や自治体向けに、生成AIの導入支援サービスを提供開始したと発表した。日本マイクロソフトの生成AIサービスである「Azure OpenAI Service」を活用し、外部ネットワークから切り離されたセキュアな生成AIを利用可能にするほか、SBTが開発した回答精度を向上させるコア技術により、さまざまなビジネス用途において業務効率化を実現するという。

 今回発表された導入支援サービスは、Azure OpenAI Serviceを活用し、企業や自治体に向けて、セキュアに生成AIを利用可能な環境を提供するもの。SBTのデータサイエンティストによる技術提供を通じて、Microsoft Azureでのクラウド環境の構築から運用まで、企業や自治体の課題や要望に応じた支援をワンストップで行う。

 生成AIの汎用的な利用はもちろん、SBTのコア技術によって、社内マニュアルや議事録データ等、企業・自治体が保持するデータからの適切な回答が得られるようになる点が特徴で、業務の効率化を実現するとのこと。また、まずは生成AIを導入したいというスモールスタートから、各種データベース/他アプリケーションとの連携による業務効率化に向けた活用まで、幅広く対応するとした。

 SBTでは、日本マイクロソフトのAzure OpenAI Serviceリファレンスアーキテクチャ 賛同パートナーとして、Azure OpenAI Serviceの安全な利活用および導入に向けた支援を推進するとしている。

 なお、生成AIサービス回答精度を高めるSBTのコア技術には、SBTの社内利用や複数企業との共同実証を通じて得られたノウハウが反映されており、協和キリン株式会社の研究開発本部内で行った研究関連文書・規則等の検索用途において有用性を確認しているとのことだ。

実証環境での生成AI利用イメージ