インフォマートの飲食業界向け受発注サービス「BtoBプラットフォーム 受発注」、インボイス制度対応を実施

　株式会社インフォマートは22日、飲食業界向け受発注サービス「BtoBプラットフォーム 受発注」において、インボイス制度対応に向けた機能アップデートを実施したと発表した。

　取引先へインボイスを交付するためには、「適格請求書発行事業者の登録番号」（以下、事業者登録番号）をインボイスに記載する必要があるが、BtoBプラットフォーム 受発注では、自社情報の登録画面で事業者登録番号を登録するだけで、発行するインボイス（納品書または請求書）に自動で事業者登録番号が反映されるようになる。

　またBtoBプラットフォーム 受発注では、消費税の設定により、納品書をインボイスとするケース、あるいは請求書と請求明細書をセットでインボイスとするケース、の2パターンに分類されるが、それぞれのパターンにおいて、必要条件を満たしたレイアウトで帳票を作成可能。インボイス発行事業者が返品や値引き等、売上に係る対価の返還等を行う場合に交付する返還インボイス（適格返還請求書）も、納品書、請求書＋請求明細書の両方でを発行できる。

　なお「BtoBプラットフォーム 受発注ライト」では、請求書にかかる取引はシステム上で行わないため、インボイス対象の帳票は納品書のみとなる。返還インボイスでは、納品書と赤伝票発行による納品書で対応。事業者登録番号に関するアップデートは、「BtoBプラットフォーム 受発注」と同様となっている。