ラック、自組織のランサムウェア対策の充足度を確認できる無料サービスを提供

　株式会社ラックは19日、ランサムウェアに対する防御策の充足度を組織が自己診断できる無料のWebサービス「ランサムウェア対策簡易チェック」を、同日より提供開始したと発表した。

　「ランサムウェア対策簡易チェック」は、自組織のランサムウェア対策の充足度を確認できるサービス。「セキュリティガバナンス」「インターネットセキュリティ」「IDマネジメント」をはじめ、7つのカテゴリに分かれた25のアンケート形式の質問に回答することで、自組織に何が不足しており、どの部分を強化するのが効果的なのかを簡易的に把握できるという。

　具体的には、すべての質問に回答すると簡易レポートが即時発行され、コンサルタントやセキュリティエンジニアたちの監修によるアドバイスに加えて、優先的に対応する必要がある課題が示されるため、組織の担当者は、具体的に取り組むべき方針を容易に把握できるとした。

アセスメント項目入力画面

簡易チェック結果レポートのイメージ

　ラックでは、同サービスについて、組織内にサイバーセキュリティ対策を担う専門組織がない、セキュリティ技術に詳しい担当者がいない――といった場合に、このサービスを利用することで、「大まかな全体の充足度と、いま効果的な対策」を把握し、今後の対応計画を検討する際の指標として役立てられると説明している。