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レノボ、AMD Ryzenを搭載したモバイルワークステーション「ThinkPad Pシリーズ」3モデルを発表

 レノボ・ジャパン合同会社(以下、レノボ)は29日、モバイルワークステーション「ThinkPad P14s Gen 4 AMD」「ThinkPad P16s Gen 2 AMD」「ThinkPad P16v Gen 1 AMD」を発表した。

ThinkPad P14s Gen 4 AMD

 ThinkPad P14s Gen 4 AMDは、重量約1.34kgで14型ディスプレイを搭載する薄型軽量ワークステーション。ディスプレイは、2.8K(2880×1800)OLED、WUXGA(1920×1200)IPS液晶など、5種類のパネルから選択できる。

ThinkPad P16s Gen 2 AMD

 ThinkPad P16s Gen 2 AMDは、16型ディスプレイにテンキーを備え、作業性と携帯性を両立したワークステーション。ディスプレイは、WQUXGA(3840×2400)OLED、WUXGA(1920×1200)IPS液晶など4種類のパネルから選択できる。

 ThinkPad P14s Gen 4 AMDとThinkPad P16s Gen 2 AMDの両モデルとも、OLEDディスプレイにはX-Rite Pantoneファクトリー・カラー・キャリブレーション機能を搭載する。プロセッサーはAMD Ryzen 7/5 Proを搭載し、APU統合型AMD Radeon 780M/740Mを内蔵する。

 また、5MP+IRカメラを採用し、Human Presence Detection機能がPC前に人がいるかどうかを検知するため、ユーザーが席を外すとPCが自動でロックされ、戻ってきた際には顔認証でロックを解除することにより、情報の流出を防ぐ。ネットワークは有線LANポート(1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応)を標準搭載し、無線LANはWi-Fi 6Eが搭載可能、ワイヤレスWAN(LTE)の搭載にも対応する。

ThinkPad P16v Gen 1 AMD

 ThinkPad P16v Gen 1 AMDは、前世代モデルのThinkPad P15v Gen 3 AMDより、デザインを大きく刷新し、アスペクト比16:10の16型ディスプレイを採用したモバイルワークステーション。プロセッサーはAMD Ryzen 9/7/5 Proを搭載。NVIDIA RTX 2000 Ada世代などハイエンドGPUも選択可能。ディスプレイは高輝度800nit、X-Rite Pantone® ファクトリー・カラー・キャリブレーションを搭載したWQUXGA(3840×2400)IPS液晶など、4種類から選べる。その他、大容量90Whバッテリー、170W ACアダプター、ワイヤレスWAN(LTE)をサポート。5MP+IRカメラに、Human Presence Detection機能を搭載する。

 各製品の価格(税込)は、ThinkPad P14s Gen 4 AMDが25万8500円から、ThinkPad P16s Gen 2 AMDが21万6000円から、ThinkPad P16v Gen 1 AMDが27万1000円から。