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ドキュサイン・ジャパン、契約ライフサイクル管理システム「DocuSign CLM」を日本市場で本格展開

 ドキュサイン・ジャパン株式会社(以下、ドキュサイン)は25日、契約書の作成から分析までのプロセスを一元管理できる、契約ライフサイクル管理システム「DocuSign CLM」を、日本市場に本格展開すると発表した。

 契約ライフサイクル管理(CLM)とは、契約書の準備から、署名・押印、実行、保管までのフローを一気通貫で管理するソリューション。導入により、取引や契約の状況を包括的に把握し、業務フローを最適化することで、関連業務のスピードアップを図れる。

 DocuSign CLM は、契約プロセスの5つのステップ(作成、交渉、署名・押印、保管、検索・分析・更新)をより簡単、効率的、そして迅速にすることで、ビジネスの加速化を実現する。

 契約書の作成や交渉を円滑に進め、修正内容を追跡、バージョン管理を行う。ワンクリックで、法務部などの関係部署に承認された表現と、正確な顧客情報が自動的に契約書に入力される。契約書の確認、赤字修正、バージョン管理の状況の見える化を実現。いつ、誰が、何を行ったのかを正確に記録する。

 Salesforceなど既存のシステムと簡単に連携でき、連携したシステムのデータを反映するだけではなく、外部システム上でワークフローを実行できるため、業務効率が向上する。

 契約書の作成やレビュー、承認などに関わる全てのビジネスプロセスの統合・追跡を可能にする。事前に設定した契約回覧の順番/分岐のルールを適用することで、自動のワークフローを数分で実行できる。 ワークフローの作成も、使いやすいドラッグ&ドロップのUI、条件設定、ワークフローテンプレートにより、あらゆる組織の契約プロセスのカスタマイズが行える。

 契約保管場所で契約書を一元管理し、契約プロセスを標準化し、分析する。さらにコンプライアンスの順守を促し、リスクを可視化する。堅牢なセキュリティ管理と監視機能を備えたストレージでの保管となり、検索性の高さにより必要な契約書もすぐに見つけられる。厳しい監査にも対応可能な追跡および監査証跡とレポート機能を備え、ビジネスインテリジェンスを活用してリスクを事前に特定できる。

DocuSign CLM ダッシュボードのイメージ