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「マネーフォワード クラウド連結会計」、OpenAIのAIサービスで連結科目の変換を支援

多言語や表記ゆれを含む勘定科目に対しても連結科目の自動提案が可能に

 株式会社マネーフォワードは7日、クラウド型連結会計システム「マネーフォワード クラウド連結会計」における「連結科目の変換」において、OpenAIのAIサービスを活用開始したと発表した。これにより、多言語や表記ゆれを含むすべての勘定科目に対して、連結科目の自動提案が可能になるとしている。

 マネーフォワード クラウド連結会計は、連結決算の業務をクラウド上で実行できる連結会計システム。グループ各社のデータ収集やファイル管理を効率化し、経営状況のリアルタイムでの可視化を行えるという。

 マネーフォワードによれば、連結決算業務は、グループ各社の個別財務諸表データを収集し、勘定科目を連結の統一科目に修正する必要があるとのことで、同サービスではこれを支援するため、Excelファイルまたは連携サービスから連結パッケージのデータを取り込み、グループ各社の勘定科目を連結科目に変換する機能を提供してきた。

 しかしこれまでは、取り込んだ勘定科目名が連結科目名(日、英)と完全一致している場合にのみ、連結科目が自動提案されていたので、非英語圏などの他言語の変換には、手運用による確認や修正が必要だったとのこと。

 これに対して今回は、グループ会社の利用言語を問わず、あらゆる勘定科目に対して、連結科目の自動提案が可能になった。また、グループ各社の科目に表記ゆれ等がある場合でも、連結科目が自動で提案されるため、連結科目のデータ登録を効率化できるとしている。

 なお新機能は、マネーフォワード クラウド連結会計を「連結担当者」または「グループ会社担当者」権限で利用中のユーザーが対象となる。