週刊データセンターWatch:

【データセンター用語集】データホールとは

 主にデータセンターにおいて、サーバーをはじめとしたデータ通信機器類を安全に収容・保管・運用するための空間のこと。「サーバールーム」とほぼ同義。サーバー収容台数を把握するための指標であり、データセンターのスペックシートでは平方メートルなどの単位で表記されることが多い。

 データセンターは不動産施設なので、広さ・大きさは施設によって当然異なる。敷地面積やフロア面積に対し、サーバーを安全に───風水害の恐れなく、盗難されることなく、停電の不安なく───運用できるスペースの割合がどれほどかは、将来の機器増設などを検討する上で重要な要素である。

 これまでは、その収容規模を測る上では「ラック数」が示されることが多かった。たとえば「本施設のラック数は1000」といったかたちだ。ただ近年は外資系企業の影響か、データホールの面積を併せて表記したり、独立したデータホールが施設内にいくつあるか数を明示する例がみられる。

 なお、AIの普及が著しい2020年代においては、受電容量(サーバー稼働用の電力供給をどれほど電力会社から受けられるか)もまた、データホール面積と同様に重要視されている。