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連結会計システム「マネーフォワード クラウド連結会計」、セグメント情報を簡単に作成できる機能を提供

 株式会社マネーフォワードは18日、連結会計システム「マネーフォワード クラウド連結会計」において、セグメント精算表機能を提供開始したと発表した。グループ各社の経営管理資料をマネーフォワード クラウド連結会計に取り込むことで、簡単にセグメント情報を作成可能になるという。

 マネーフォワードクラウド 連結会計は、グループ各社のデータ収集やファイル管理を効率化し、経営状況をリアルタイムに可視化する連結会計システム。自社の提供している会計クラウド「マネーフォワード クラウド会計」「マネーフォワード クラウド会計Plus」とは、API連携によるデータを自動収集に対応する一方、Excelファイルのインポートにも対応しているので、ほかの会計システムを導入している場合でも利用できるとした。

 今回は同サービスにおいて、セグメント情報を簡単に作成できるセグメント精算表機能を提供開始した。セグメント情報とは、会社の売上や利益・損失などの財務情報を、事業単位などで区切った情報のこと。1つの会社が複数の事業を行っている場合や、グループ会社ごとに異なる事業を行っている場合、セグメント情報を作成することで、事業単位の収益性をわかりやすく把握可能になる。

 同機能では、グループ各社の経営管理資料をExcelファイルでエクスポートし、マネーフォワード クラウド連結会計にインポートすることで、セグメントごとの損益金額を登録可能。セグメント精算表画面から、連結損益計算書の金額と各セグメントの合計金額との差額、各セグメントの連結金額、各セグメントの単体金額を確認できるとのことだ。