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日本工業大学、Microsoft 365の可視化・レポートツール「LogStare M365」を採用

 株式会社LogStareは3日、学校法人日本工業大学が、Microsoft 365の可視化・レポートツール「LogStare M365」を採用したと発表した。導入後さっそく、ログオン失敗を繰り返すユーザーが発見されるなど、不正アクセスの可能性の発見に寄与しているという。

 日本工業大学では、昨今の世界情勢から、学内の情報システム全体のセキュリティ強化が必要と感じていたほか、システム活用を促進するために、不正ログオンや不正操作を早期に対応する検知手段を確保したいと考えていたという。特に、学生・教職員が多用するMicrosoft 365は利用状況が不透明な箇所があり、対応する必要があったとのこと。

 そうした中で、アラート機能でセキュリティインシデントの早期発見が期待できること、レポート・アラートのテンプレートが豊富で、操作も簡易であること、国内製品のため気軽に問い合わせでき、対応も迅速であることなどを評価し、LogStare M365の採用を決めた。

 導入後、ログオン失敗のアラートを有効化したところ、さっそく、1日あたりの失敗数が50件以上のユーザーが発見されたそうで、調査の結果、悪意があるものではなかったというが、担当者では、こうしたアラートからマルウェアや不正アクセスの可能性が見つけられる点が、セキュリティ運用に有効だと考えているとのことだ。