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ベリタスとキンドリル、データ保護とリカバリーのための2つのサービスを発表

 ベリタステクノロジーズ合同会社(以下、ベリタス)と米Kyndryl(以下、キンドリル)は米国時間18日、データ保護とリカバリーのための新しい2つのサービス「Data Protection Risk Assessment with Veritas」と「Incident Recovery with Veritas」を発表した。キンドリルとベリタスではこれらの新サービスにより、顧客はオンプレミス、ハイブリッド、マルチクラウド環境のすべてを通じて、自社の重要なデータを保護・復旧できるとしている。

 Data Protection Risk Assessment with Veritasは、技術専門家のチームであるKyndryl Consultを通じて提供され、顧客のITインフラストラクチャーとデータを、業界のベストプラクティスに対して分析するサイバーレジリエンス成熟度評価サービスを提供する。

 キンドリルは、同社のサイバーレジリエンスフレームワークと、ベリタスのデータ管理ソリューションを統合することで、顧客のリスク、サイバーレジリエンスのギャップ、セキュリティ脆弱性を特定。柔軟な展開モデルにより、キンドリルの専門家はさまざまなタイプの組織にわたり、組織ごとに異なる要件やポリシー、プロセスの評価をカスタマイズできる。さらに、このサービスはオンプレミス、ハイブリッド、クラウド環境のすべてを通じて統合した知見を提供し、独自のデータポイントを活用することで、顧客によるデータの管理と保護を強化する可視性と情報を提供する。

 Incident Recovery with Veritasは、バックアップ、障害復旧、サイバーリカバリーを網羅する完全なマネージドサービスを提供する。このソリューションの差別化要因の1つとしては、AIベースの自律型データ管理機能を挙げており、インテリジェントな自動化、運用における敏捷性、大規模環境での効率性、また複数のクラウド環境にわたる一貫した操作性を提供することで、サイバーインシデント発生時の迅速な復旧を実現すると説明。顧客は、エアギャップによる保護やイミュータブル(変更不可)ストレージ、異常検知、自動リカバリーなどの機能を活用することで、リスクを軽減するとともに、データへの不正アクセスに起因する高いコストを回避・削減できるとしている。