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パナソニック、頑丈タブレットPC「TOUGHBOOK FZ-G2シリーズ」の新モデルを発表

 パナソニック コネクト株式会社は18日、屋外や過酷な現場に適した10.1型頑丈タブレットPC「TOUGHBOOK FZ-G2シリーズ」の新モデルを、国内法人向けに10月下旬から順次販売開始すると発表した。価格はオープン。

 FZ-G2シリーズは、2021年の発売以来、粉末が舞う食品工場や医薬品工場の製造実行システム(MES)の操作端末や、屋外での設備点検・メンテナンスの業務用端末、警察・消防隊員用端末として、さまざまな現場で活用されているタブレットPC。

TOUGHBOOK FZ-G2シリーズ

 新モデルでは、データを高速に処理したい現場のニーズに応え、第12世代インテルCoreプロセッサーを搭載。Web会議で現場中継をしながら、業務アプリなどを同時に使用する、マルチタスクでも高いパフォーマンスを発揮する。

 さらに、必要な機能を後から追加できる「モジュラー構造」のオプションに、microSDカードスロットを追加。点検時のCADデータなどの通信で送受信が難しい大容量データや、自動車整備の際に更新するカーナビのデータなどの受け渡しが便利になる。

 また、本体SSDへのデータ保存に加えて、microSDカードでバックアップを取得することで、安心して作業ができる。屋外や過酷な現場使用を想定した頑丈性能をそのままに、現場での利便性向上を図った。

 新モデルは、Wi-Fi 6Eに対応するとともに、LTE(nanoSIMカード+eSIM)にも対応。将来のネットワーク環境も見据えて、さまざまな現場環境に合わせた通信手段を選択できる。