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ネットアップ、統合データ管理ツール「NetApp BlueXP」にセキュリティ機能を追加

 ネットアップ合同会社は13日、統合データ管理ツール「NetApp BlueXP」に新たなセキュリティ機能を追加し、単一の制御ポイントによる統合的なデータ保護を実現すると発表した。

 NetApp BlueXPは、オンプレミス環境とクラウド環境のストレージとデータサービスを、1つのインターフェイスで管理できるツール。

 新機能のうち「NetApp BlueXP バックアップ&リカバリ」機能は、ワークロードごとにカスタマイズされたバックアップ戦略を簡素化する、単一のコントロールプレーンを提供する。環境に依存することなく、3-2-1バックアップ戦略のあらゆるバリエーションをワークロードに応じて簡単に適用でき、複数のツールや特別なトレーニングなどは不要で利用できる。

 「NetApp BlueXP バックアップ&リカバリ」機能は、「Amazon FSx for NetApp ONTAP」上のOracleデータベースなどの「NetApp Software-Defined Storage」またはハイパースケールネイティブストレージを使用して、主要なクラウドにおけるアプリケーションコンシステントなデータベースをサポートすることで、より幅広いワークロードに対応できるように拡張された。

 BlueXPの新たなプライベートモードと制限付きモードは、BlueXPと関連ストレージ、政府機関のクラウドや、インターネット接続からの完全な隔離が必要な「ダークサイト」など、高度なセキュリティとコンプライアンスが要求される環境に導入できる。

 Cloud Insights Federal Editionは、FedRAMPの“ハイインパクトレベル”の保護を必要とする環境やワークロードへの導入に利用できるようになった。

 Cloud Volumes ONTAP(CVO)は、AWS Marketplace for the U.S. Intelligence Community(IC)で利用できるようになった。このマーケットプレイスは、セキュリティの向上、ミッションインパクトの増大、コスト削減を実現することで、米国情報機関特有のニーズをサポートする。