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AIoTクラウド、アルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」の大企業向け管理機能を強化

ビジネスチャット「WowTalk」との連携機能も

 株式会社AIoTクラウドは4日、白ナンバー事業者へのアルコールチェック義務化に対応したアルコールチェック管理サービス「スリーゼロ」において、大企業向けの管理機能を強化すると発表した。

 スリーゼロは、ドライバーのアルコールチェック結果を適切に管理するためのサービス。市販のアルコール検知器で、運転者の酒気帯びの有無をチェックし、スマートフォンアプリ経由で検査結果をクラウドに送信・保管することができる。

 今回の強化では、多数の事業所・運転者を管理する大企業に向けて、アルコールチェック管理業務をさらに効率化する権限機能などを提供する。

 具体的には、サービス内に「組織管理者」を新設し、各部門の管理者が、車両や運転者の登録/変更を行えるようにした。また、部門単位で事業所をひも付けて管理でき、各安全運転管理者/システム管理者は、担当事業所の運転者や車両も容易に把握できるようになるとのこと。

 加えて、組織変更を事前登録できる機能を追加し、管理対象部門や運転者の変更、管理者の権限付与などを事前に登録できるように改善した。組織変更の実施当日から、新しい組織での管理体制に移行できるため、システム管理者の業務負担を軽減するという。

 さらに外部サービスとの連携を強化し、すでに対応しているビジネスチャット「LINE WORKS」に加え、ビジネスチャット・社内SNS「WowTalk(ワウトーク)」とも連携可能になった。スリーゼロとWowTalkが連携することで、アルコール検出時や未実施時などに、即座にチャットによる通知を受け取れるようになり、安全運転管理者との円滑なコミュニケーションに貢献するとしている。

 このほか、管理ツール・運転者アプリにおいても、使い勝手の向上や性能改善を行ったとのこと。