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網屋、中堅・中小企業向けゼロトラストサービス「Verona SASE」を提供

 株式会社網屋は3日、クラウドゼロトラストサービス「Verona」において、新サービス「Verona SASE」をリリースした。

 Verona SASEは、ゼロトラストを実現するソリューションとなるSASEを、シンプルな構成により導入・運用のハードルを下げて提供する。これにより、これまでゼロトラストの実現が困難であった中堅・中小企業にもSASEの裾野を広げるとしている。

 リモートワークセキュリティ(プライベートアクセス、マイクロセグメンテーション)として、独自の認証システムにより不正アクセスを防止。また、社内ネットワークにおいても、IPアドレスで接続制限が可能なため、万一侵入されたとしても、攻撃の横展開を抑制し、被害を最小限に抑えられる。

 インターネットセキュリティ(FWaaS、SWG、CASB)では、アンチウイルスの他、アプリケーションコントロールによるシャドーITの把握、URLフィルタリングによるWebサイトへのアクセス監視・制御など、安全なインターネットアクセスを実現する。

 さらに、回線ひっ迫の解消として、「特定のクラウドサービスはダイレクトアクセス」「インターネットはVerona SASE経由」などの設定が可能なローカルブレイクアウト機能により、Verona SASEの回線負荷を軽減できる。

 脆弱性対応は、専門のエンジニアがクラウドから自動でファームウェアを随時更新。脆弱性が放置されないため、不正侵入のリスクを最小限に抑えられる。

 最短2週間の容易な導入が可能で、顧客側の作業はヒアリングシートの記入のみで利用できる。フルマネージドの運用サービスにより、運用負荷を軽減。ライセンスは、顧客規模に合わせた3つのプランが提供される。