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CTC、顧客/従業員の満足度分析プラットフォーム「Qualtrics XM Platform」を提供

 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)は6月30日、クアルトリクス合同会社が提供するエクスペリエンスマネジメント(体験管理)プラットフォーム「Qualtrics XM Platform」を提供開始した。

 Qualtrics XM Platformは、顧客、従業員、製品、ブランドなどに関連する満足度や魅力を測定、分析、改善するためのプラットフォーム。主に、CX(Customer Experience:顧客の体験価値)を管理する「Qualtrics CustomerXM」と、EX(Employee Experience:従業員の体験価値)を管理する「Qualtrics EmployeeXM」の2つのソリューションから構成される。

 顧客満足度調査や従業員のエンゲージメント調査などの専門家が監修・設計したテンプレートが多数用意され、短期間で活用につながる結果が期待できる。各種調査で収集した意見をリアルタイムで分析、可視化することで、一人ひとりの満足度の変化の兆しや自社の課題の把握ができ、迅速な改善に取り組める。

 顧客管理や人事・勤怠などさまざまな業務システムとAPIで連携することで、調査結果と自社が保有する多様なデータを組み合わせた分析も可能で、より高い精度の洞察を得られる。分析した結果を業務システムの画面に表示すれば、さまざまなステークホルダーに対して迅速な情報共有が可能になる。

 CTCでは、同社の従業員エンゲージメント調査でQualtrics EmployeeXMをプラットフォームとして採用しており、蓄積したノウハウを生かして、CX、EXに関するコンサルティング、導入支援、他システムとの連携などのサービスで、顧客のQualtrics XM導入をトータルでサポートする。

 CTCは今後、社内システムの利用状況、業務への貢献度、満足度などの調査分析を行う、情報システム部門向けのサービスメニューも拡充し、Qualtrics XM Platformの提供を通して顧客ビジネスのさらなる発展に貢献していくと説明。Qualtrics XM Platformを、従業員エンゲージメントの向上やマーケティングの強化を図る企業に向けて展開し、3年で15社への提供を目指すとしている。

Qualtrics XM Platformの画面