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ユミルリンク、SMS配信サービス「Cuenote SMS」にWebhook対応の配信結果コールバック機能などを追加

携帯4社の送信者番号共通化機能も拡張

 ユミルリンク株式会社は27日、SMS(ショートメッセージサービス)の配信サービス「Cuenote SMS」を機能強化し、Webhook対応の配信結果コールバック機能などを追加すると発表した。

 Cuenote SMSは、国内の携帯4社(docomo、au、SoftBank、楽天モバイル)との直接接続(直収)による正規ルートで、高速にSMSを配信できるクラウドサービス。わかりやすいUIデザインを採用しており、誰でも直感的に画面操作できるほか、専用ソフトウェアのインストールは不要で、保有するPCからSMSの一斉/個別の送信を簡単に行えるという。

 従来、このCuenote SMSからAPIを用いて送信したSMSの配信結果を得るためには、定期的に配信結果を取得する必要があったが、今回追加されたWebhook対応の配信結果コールバック機能を利用すると、SMSの配信結果をリアルタイムに受け取れるようになる。なお同機能は、APIで登録した個別配信(電話番号1件を指定した配信)のみ利用可能になるとのこと。

 また、これまで双方向SMSサービスにて提供していた携帯4社の送信者番号共通化機能を拡張し、一斉送信を行う場合でも利用できるように変更した。企業がSMSを送信すると、送信元番号として共通番号(10桁以下の数字列)が表示されるが、この共通番号は携帯4社から企業単位で発行される番号のため、企業の番号が認識しやすくなり、送信者のなりすましやフィッシング詐欺を抑制できるとしている。

 このほか今回は、重複配信リクエスト防止キーを設定し、意図しないメッセージの二重送信を防止できるようにする機能強化も実施された。