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ソフトウェア管理クラウド「LOCKED」、SlackとAPI連携 SSOや多要素認証などを容易に組み込み可能に

 株式会社onetapは22日、自社のソフトウェア管理クラウド「LOCKED」と、Slack Japan株式会社の提供するビジネスチャット「Slack」とのAPI連携機能を提供開始したと発表した。

 LOCKEDは、企業が業務で扱うさまざまなシステムを連携させ、シングルサインオン(SSO)・多要素認証・アクセス管理・端末管理・アプリケーション管理などを一括で提供するソフトウェア管理クラウド。

 今回のAPI連携により、LOCKEDが提供している多要素認証やシングルサインオン(SSO)の機能を、Slackへと簡単に組み込めるようになったという。これにより、従業員が利用するポータル画面から、1クリックでSlackへログインするといったことが可能になる。

 なおonetapでは、LOCKEDのサービス強化を継続しており、4月にはほかに、ヴェルクのクラウド型業務・経営管理システム「board」や、IEYASUの勤怠管理システム「IEYASU」、Twilio Japanのクラウドコミュニケーションプラットフォーム「Twilio」、インゲージの「Re:lation」といったサービスとのAPI連携が発表された。

 また4月19日には、直感的な操作で多角的な分析ができる「ユーザーリスト機能」を正式リリースしたことも発表された。同機能を利用すると、従業員のアクセス権限やシステムの利用状況について簡単に可視化できるため、Excelなどで権限やパスワードを管理して、人事異動や入退社ごとに都度状況の確認や更新を行う手間を削減可能としている。同機能は標準機能として提供されるため、利用にあたっての追加費用は必要ない。