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ストラテジット、人事労務クラウド「SmartHR」にさまざまな形式のCSVデータを連携させる「SmartHR from CSV」

 株式会社ストラテジットは21日、他社システムから出力したCSV形式のデータを人事労務クラウド「SmartHR」に連携させるアプリ「SmartHR from CSV」を提供すると発表した。なお同機能は、株式会社SmartHRが企画し、ストラテジットが設計・開発を担当している。

 「SmartHR」は、入社手続きや雇用契約、年末調整など、さまざまな労務手続きのペーパーレス化を可能にするクラウド型人事労務ソフトウェア。この「SmartHR」では、指定のCSVフォーマットでCSVファイルを作成すると、従業員や家族情報を一括登録する機能を備えている。一方で、別のシステムから出力されたCSVファイルのように、異なるフォーマットで管理している情報を登録したい場合は、指定フォーマットにあわせてデータを加工する必要があった。

 今回発表されたSmartHR from CSVは、こうした課題に対応するための連携機能で、さまざまなCSVフォーマットにあわせて「SmartHR」の項目とマッピング設定しておくことにより、「SmartHR」に従業員情報および家族情報を登録/更新できるという。

 CSVデータに存在している項目を、「SmartHR」のどの項目にひも付けるかは自由に設定でき、CSVデータに存在している項目を「SmartHR」に連携したくない場合や、「SmartHR」に存在しない項目の場合は、連携しないように設定することも可能。CSVデータを再編集する必要がなくなるとしている。

 なおCSVアップロードは、アップロードするCSVファイルを中間アプリへドラッグ&ドロップするか方法か、任意のサーバーに接続情報を入れ込んだコードを設定することによって自由に連携設定する方法の、2つから選択できる。

 価格は、1企業アカウントあたり月額2万7500円(税込)。ストラテジットが運用するアプリストア「SaaStainer」で購入できる。