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さくらインターネットの石狩データセンター、水力発電を中心とした再生可能エネルギー電源100%に切り替え、CO2排出量ゼロを実現

 さくらインターネット株式会社は14日、同社が運営する石狩データセンターについて、水力発電を中心とした再生可能エネルギー電源に6月1日から変更したと発表した。これにより、石狩データセンターにおいて二酸化炭素の年間排出量はゼロになるという。

 さくらインターネットでは、これまでも石狩データセンターのクリーンなデータセンター運用を目指してさまさまな取り組みを行っており、今回の電力切り替えもその一環であると説明。石狩データセンターの省エネルギー化に向けた取り組みとしては、2013年3月に直流給電システムの本格稼働を開始し、2015年8月には石狩太陽光発電所を開所、2015年9月には超電導直流送電システムの通電試験に成功している。また、2021年6月にはLNG・ガス火力発電を主とした電力に変更し、年間CO2排出量の約24%にあたる約4800トンを削減。2022年6月には非化石証書を活用した電力に変更し、実質CO2排出量ゼロを実現。そして今回、再生可能エネルギー電源100%に切り替え、CO2排出量ゼロを実現した。

 さくらインターネットは、「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、今後もデータセンターを基盤としたサステナブルなクラウドサービスを通じて、社会のDXを支えると共にSDGsの実現に寄与していくとしている。