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マジックソフトウェア、Magic xpaでローコード開発したシステムと連携可能なAI-OCRソフト「MG-OCR」

 マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(以下、マジックソフトウェア)は22日、Magic xpaでローコード開発したシステムと連携して利用できるAI-OCRソフトウェア「MG-OCR」を、5月29日より販売開始すると発表した。

 Magic xpaは、Web、モバイル、デスクトップのビジネスアプリケーションを簡単かつ迅速に作成できるローコード開発ツール。今回発表されたMG-OCRは、このMagic xpaでローコード開発したAndroidアプリに組み込めるAI-OCRソフトウェアで、OCRエンジンが内蔵されており、OCRで認識したデータをMagic xpaで開発したシステムに取り込むためのAndroid用アプリ、サンプルプログラムが同梱されている。

 なおマジックソフトウェアでは、クラウドサービス(CLOVA OCR)と組み合わせ、さまざまな文字への高精度な認識機能を提供するAI-OCRコンポーネント「MOJIRU」を、2021年9月より提供しているが、利用企業によってはクラウドへのデータ送信が許可されていない場合もあるため、今回、オフラインでの利用に対応したMG-OCRを開発したと説明している。

 なお、MOJIRUは手書きを含めた文字の読み取りに対応しているが、MG-OCRは活字の英数字・ひらがな・カタカナ・漢字の読み取りのみに対応する。

 価格は、基本パッケージ(10台まで)が10万円(税別)、メンテナンス費用が製品価格の20%。