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マジックソフトウェア、データ連携プラットフォーム「Magic xpi」のAWS連携コンポーネントを提供
2018年9月3日 15:35
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(以下、マジックソフトウェア)は、システム連携プラットフォーム「Magic xpi Integration Platform(以下、Magic xpi)」の連携コンポーネントとして、Amazon Web Services(AWS)の各種サービスとの連携を可能にする「AWSアダプタ」を9月13日に発売する。
AWSアダプタは、Amazon S3へのアップロード、ダウンロード、ファイルの削除を可能にする「Amazon S3アダプタ」、CSVファイルをAmazon RedshiftのDBに転送する「Amazon Redshiftアダプタ」、AWSのRDS上でクエリーを実行する「Amazon RDSアダプタ」の3つのコンポーネントで構成される。
Magic xpiのAWSアダプタを利用することで、AWSとのデータ連携の処理ロジックをコーディングすることなく、GUI画面の設定のみで作成することが可能になる。Magic xpiがすでに提供済みの66種500機能以上のアダプタ群により、SAP、Salesforce、Oracle、IBM、Microsoftなど、主要なITベンダーの基幹システムやクラウドサービスとAWSとの連携を、高度なスキルレベルを必要とせずに短期間、低コストに実現できる。
AWSアダプタは、Magic xpi用のアダプタ開発キット(SDK)の「コネクタビルダー」を使い、マジックソフトウェアの技術協力のもと、株式会社アイディーエスが開発した。
アイディーエスでは、ベトナムに設立した子会社のIDS Vietnamにアダプタ開発とサポート体制を整え、今後はメッセージキューイングサービスのAmazon SQS(Simple Queue Service)、NoSQLデータベースサービスのAmazon DynamoDB、大量データの分散処理プラットフォームのAmazon EMR(Elastic Map Reduce)といったAWSサービスに対応した連携機能を順次追加する予定としている。
販売チャネルは、マジックソフトウェアからの直販と、Magic xpiのビジネスパートナーからの間接販売に加え、超高速開発ツール「Magic xpa」の800社以上のパートナー経由の販売を推進。ライセンス形態は買い取り型と、年間契約によるサブスクリプション型の2種類を用意し、年間40件の販売を見込む。