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テクマトリックス、セキュアコーディング学習プラットフォーム「Secure Code Warrior」を販売

 テクマトリックス株式会社は15日、豪Secure Code Warriorが提供するセキュアコーディング学習プラットフォーム「Secure Code Warrior」の国内総販売代理店権を取得し、販売を開始すると発表した。

 Secure Code Warriorは、セキュアなプログラムの開発やセキュリティに関する知識の向上を支援する、さまざまなコンテンツを備えたラーニングプラットフォーム。60以上の開発言語をカバーし、150を超えるセキュリティ脆弱性を、24時間365日、いつでも学習できる環境を提供する。

 動画を見る、資料を読む、課題に挑戦する、ハッカーとして仮想空間で攻撃、あるいは、ハッカーからの攻撃を防御するといった多彩な学習アプローチを備え、学習者は都度提示されるヒントや、関連する動画、資料を参照しながら、トレーナーと一緒に学習しているような感覚で学習を進められる。

 さらに、課題の進捗や費やした時間といった学習者の習熟度を知るためのダッシュボードにより、管理者は学習状況をリアルタイムに確認できる。

 OWASP Top 10や、PCI DSS、EO-Critical Software、Secure Code Warrior推奨など、多くの学習コーステンプレートが用意され、目的に合わせて、カスタマイズできる。加えて、ゲーム感覚でセキュアコーディングスキルを競い合うトーナメントという機能を備え、組織全体のセキュアコーディングに対する意識や学習意欲の向上を促す。

 SARIF形式のレポートを出力する静的解析ツールと連携でき、検出されたルール違反に関連する演習や動画、ドキュメントといった学習コンテンツをシームレスに提供できる。静的解析ツールにより検出されたセキュリティ脆弱性を含むコードに対応した学習コンテンツを提示することで、その場での学習を可能にする。 また、CI/CDのパイプラインに静的解析ツールが組み込まれていれば、セキュアコーディングチェックから学習コンテンツの準備までを、一気通貫で自動化できる。

 Secure Code Warriorビジネスプランは、クラウドサービス(SaaS)での提供となり、契約形態はサブスクリプション契約。契約期間は1年間。利用ユーザー数は25ユーザーから。