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JBS、機密情報の漏えいリスクを回避して「ChatGPT」を利用するための導入コンサルティングサービスを提供

 日本ビジネスシステムズ株式会社(以下、JBS)は4月28日、企業のGPT技術を安心かつ迅速に導入するためのコンサルティングサービス「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API(以下、アイプリシティ チャット)」をリリースした。

 アイプリシティ チャットは、GPT関連技術の導入に関するコンサルティングと、機密情報の漏えいリスクを回避した「ChatGPT」アプリを提供し、安心安全でスピーディな導入をサポートする。

 導入コンサルティングは、GPT関連技術の基本的な仕組みの説明や、情報漏えいなどのリスクを回避するにはどういった導入方法があるのかといった、利用者の課題を解決するためのコンサルティングを提供する。

 また、企業内に閉じた安全な環境ですぐに利用開始でき、チャットデータを二次学習に利用されることがない「アイプリシティ チャット」アプリを、コンサルティングを受けた顧客向けのオプションとして提供する。

 「アイプリシティ チャット」アプリの機能は、ChatGPTが有する文章の生成、要約、添削、翻訳、プログラム作成などと同様だが、「Azure OpenAI Service」を活用し、チャットのデータは各企業が契約するAzureテナント内に蓄積される仕組みとなる。マイクロソフトにより、「Azure OpenAI Service」は AIモデルの学習に顧客データを使用しない旨が明言されており、機密情報の漏えいリスクを回避して利用できる。

 サービスの価格(税別)は、導入コンサルティングが月額86万円から。「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」アプリは初期費用が300万円、月額費用は顧客のMicrosoft Azure利用契約と利用量によって異なる。

「アイプリシティ チャット」画面イメージ