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ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジー、BYOD対応授業支援システム「eWatcherBYOD」を提供

 株式会社ワッセイ・ソフトウェア・テクノロジーは8日、BYOD対応授業支援システム「eWatcherBYOD」を提供開始すると発表した。

 eWatcherBYODは、学校の授業支援や企業のeラーニング用途に向けたBYOD(Bring Your Own Device)対応の授業支援システム。

 教員が直接授業する授業支援システムでは、学生の状況把握も必要になるため、事前に設定した専用PCが必要になる、個別のPCでの事前設定に手間がかかる、設定済みのPC教室でしか行えないといった課題があったという。一方、学生は個人で所有するPCを学習用に持ち歩き、自宅や学校等で活用するケースが増えているとのこと。

 今回発表されたeWatcherBYODは、そうした個人所有のPCで双方向授業を簡単に利用できるソリューション。各ユーザーが持ち込む個人のPCや事前設定されていないPCでも利用でき、簡単なアプリのインストールと設定のみで、PCを用いた双方向授業を行えるとした。また、個人の持ち込みPCだけでなく、学校が貸し出すPCとの組み合わせも可能で、教室やキャンパスが分かれていても対応できるほか、学生の学習状況の把握、資料の配布や課題提出など、学習関連のさまざまな機能も利用でき、ユーザー側の設定の負担もほとんどないとしている。

 教員向けには、授業のスケジュール管理、画面設定、出欠管理、資料の配布、課題の提出などの機能も備えているので、教員の授業前後の準備作業の低減にもつながるという。さらに、少人数のアクティブラーニング、画面のモニタリング機能とMicrosoft Teams、Zoomを併用した学生の進捗管理も行えるとのこと。

授業中の学生全員の画面を同時に確認するモニタリング機能。個別画面の拡大も可能
教員側の画面を学生側に一斉配信する教員画面配信機能