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マツリカ、デジタルセールスルームを提供する商談プラットフォーム「DealPods(β版)」を公開

 株式会社マツリカは11日、営業・購買活動を行えるデジタルセールスルームを提供する「DealPods(β版)」を公開し、日本国内の営業パーソンを対象に、個人向け無料プランの予約受付を開始した。

 デジタルセールスルームは、営業(売り手)と購買者(買い手)が商談情報や営業コンテンツを共有し、効率的な営業・購買活動を行うことを目的としたオンラインスペース。売り手と買い手がリアルタイムでチャットのやり取りをしたり、チャットや動画、資料の共有などによってオンラインでのやり取りを行ったりすることで、営業担当者はこれまで不可能だった方法でバイヤーとの関わりを持てる。

 DealPodsは、デジタルセールスルームにより、商談情報やコミュニケーションを一元集約し、売り手と買い手がコラボレーションしながら案件を進展できるプラットフォーム。買い手ごとにパーソナライズされた専用サイトの「Deal Room」、営業資料をクラウド上で安全に管理する「営業コンテンツライブラリ」、顧客社内の動きを分析する「バイヤーエンゲージメント分析」、案件進捗をサポートする「相互タスク管理」などの機能を提供する。

 営業(売り手)は、メールやチャットツール、PCのファイルフォルダやクラウドストレージツール、ドキュメントツールやメモ帳、タスク管理ツールやスケジュール帳、SFAの活動履歴といった、これまでバラバラに管理していた商談にまつわる情報をDealPodsへ一元集約することにより、情報管理業務を削減できる。さらに、「いつ、誰に、どんな内容で接触すると良さそうか」のヒントを得られ、顧客接点を増加させられる。

 購買者(買い手)は、営業から提供される情報を、メールやファイルフォルダに埋もれさせずに管理できるようになる。初めての商談時の議事録を探す必要や、途中から検討に加わった上司に一から説明しなおす必要もなくなり、メールよりもクイックにチャットで営業担当者へ質問や連絡ができるため、コミュニケーションストレスを減らせる。

 マツリカでは、DealPodsは営業活動と購買活動、双方の活動を合理化し、顧客エンゲージメントと営業成果を最大化するプラットフォームとして、近い将来、他の言語や地域へも展開する予定としている。