マツリカ、AI機能の実装などを見据えてデジタルセールスルーム「Mazrica DSR」のUIを刷新

　株式会社マツリカは18日、デジタルセールスルーム「Mazrica DSR」（旧称：DealPods）において、今後の機能強化および生成AIの本格的な組み込みを見据えた新ユーザーインターフェイス（UI）の提供を開始したと発表した。

　「Mazrica DSR」は、営業と顧客との間に発生するコミュニケーションを一元管理できるコラボレーションプラットフォーム。見込み顧客と情報や営業コンテンツを共有するための顧客専用ポータルサイトを提供するほか、顧客の「誰が」「いつ」「何に」「どれくらい」の興味を持っているかを把握できるコンテンツ管理機能、タスク管理機能などさまざまな機能を備えており、各営業担当が効率的な営業活動を行えるように支援するという。

　今回は同サービスにおいて、UIの見直しを行った。現在のUIはシンプルで操作性に優れているものの、追加機能を組み込む余地が限られていたため、今後の高度な営業支援機能の強化に備え、操作性を維持しつつ柔軟に拡張できるUIへと刷新した。また、従来のUIは人が操作することを前提としていたが、将来的に、生成AIを活用した営業支援機能をスムーズに実装できるようにするといった視点からも改善を実施。さらには、ユーザーからの声を基にした改善も行われている。

　具体的な改善点としては、全体UIを刷新し、視認性と操作性を最適化。また、メッセージ機能をSNSライクなUIに改修し、リアルタイムなコミュニケーションを強化したほか、タスクを横断的に確認・管理できる新ビューを実装した。加えて、公開ページと編集ページを同一画面上で操作可能にし、編集効率の向上を図るとともに、複数タブの設置に対応し、同時進行での作業をサポートできるようにしている。あわせて、目次デザインを再設計し、情報アクセス性を改善したとのこと。