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デジサート、デジタルトラスト統合管理ソリューション「DigiCert Trust Lifecycle Manager」を発表

 デジサート・ジャパン合同会社(以下、デジサート)は5日、電子証明書管理とプライベートPKIサービス、パブリックトラストの発行を統合して、シームレスなデジタルトラストインフラ構築を実現するソリューション「DigiCert Trust Lifecycle Manager」を発表した。

 Trust Lifecycle Managerは、認証局ベンダーに依存しない証明書管理と公開鍵インフラストラクチャ(PKI)サービスを一元管理するデジタルトラストソリューション。デジサートのパブリック証明書発行認証局とも連携し、企業のデジタルトラストインフラの一元管理を実現する。

 ソリューションの利用により、証明書ライフサイクル管理として、証明書の検知、管理、通知、自動化、統合に伴うIT運用を合理化。PKIサービス、ユーザー、デバイス、サーバーとその他のITリソースに対するプライベート証明書の発行により、ID認証の合理化および認証局階層の管理を実現する。

 デジタルトラストを統合管理することにより、単一ベンダーが提供する、一元管理可能なフルスタックのソリューションによって、責任の所在の明確化と、優れたパフォーマンス、処理、自動化が実現できると説明。証明書プロファイルとツールで、セルフサービスの発行が容易になるとしている。

 また、クラウド、オンプレミス、ハイブリッドのどのモデルにも対応する柔軟性と、企業のセキュリティポリシーに基づいたPKI利用の管理を実現するとともに、企業の証明書環境に関する一元的な可視化と管理により、業務の中断、セキュリティID、組織全体でのアクセス性に関するリスクを低減。ユーザー企業の既存システムとの連携を深めることで、既存のビジネスシステムとプロセスに対応できるとしている。

 Trust Lifecycle Manager は、DigiCert ONEプラットフォームのサービスとして提供される。