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Okta、Zoom会議参加者の本人確認を行う機能「Okta Authentication for End-to-End Encryption」を発表
2023年3月29日 09:30
米Oktaは28日,エンドツーエンド暗号化(E2EE)機能を使ったZoom会議において、Oktaを活用して会議参加者の本人確認を行える、Zoom有料会員向け機能「Okta Authentication for End-to-End Encryption」を発表した。
Okta Authentication for End-to-End Encryptionは、E2EE機能を使ったZoom会議において、Oktaを活用して会議参加者のアイデンティティを電子メールで認証する機能。Oktaによるアイデンティティ認証と証明は、会議参加者が確実に本人であるかどうかを独自に判断するのに役立つ。
Zoomのアカウント管理者は、Zoom Web PortalのSecurityタブで「Okta Authentication for End-to-End Encryption」を有効でき、会議参加者は個々の設定でこの機能をオンにすることで、自分のアイデンティティ情報の共有を有効にできる。
会議参加者が所属する組織の設定によっては、自動的に認証されるか、OktaのWebページにリダイレクトされ、二要素認証のためのログイン認証情報を使って認証を完了することになる。
会議参加者が認証されると、画面に表示される会議参加者リストの参加者名の横にロック付きの青い盾が表示される。会議のすべての参加者は、このアイコンにカーソルを合わせると、その人の会社ドメインやOktaで認証されたメールアドレスなどの認証情報を表示するカードを見られる。
Oktaでは、Zoomにゼロトラストアプローチを適用することで、ITセキュリティチームはユーザー体験を犠牲にすることなく、組織のセキュリティリスクを軽減できるとしている。