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マクニカ、製造業向けにIT/OT/IoTデバイスのセキュリティリスクを可視化する「デバイスアセスメントサービス」を提供
2023年3月28日 12:18
株式会社マクニカは28日、製造業におけるIT/OT/IoTデバイスの数や種類を可視化し、それらのセキュリティリスクを加味したレポートを提供する「デバイスアセスメントサービス」を提供開始した。
デバイスアセスメントサービスは、顧客環境に設置する分析装置により、IT/OT/IoT環境に存在するデバイス一覧情報（PC、サーバー、スイッチ、PLCなど）を、ミラーポートの通信情報から取得・可視化し、それらのセキュリティリスクを加味したレポートを提供する、スポット利用サービス。IT/OT/IoTが混在する複雑な環境においても、抜け漏れのないデバイス把握が可能となり、マクニカが製造業の顧客を支援する中で蓄積してきたセキュリティ知見を活用した独自レポートにより、優先的に実施すべき対策が明示される。
IT/OT/IoTのいずれかの環境だけでなく、すべての環境下にあるデバイスをエージェントレスで可視化でき、デバイスが接続されているネットワークからスイッチポートまでを可視化することで、それぞれのデバイスの物理的な位置まで把握できる。
マクニカが、製造業向けに実施してきたコンサルティング、ソリューション導入、運用支援により蓄積してきた、脅威情報や適切な対策アプローチに関するさまざまなセキュリティ知見を活用し、顧客それぞれに最適な対策のアプローチができるよう支援する。
IP、MACアドレスだけでなく、アンチウイルスソフトの稼働状況やパッチ適用状況などのデバイス情報を取得することで、安全性の確認ができたデバイスのみ社内ネットワーク接続を許可する、検疫ネットワークが実現できる。
サービスは、分析装置としてフォアスカウト・テクノロジーズの製品を一度だけ利用して、自社の特定拠点のデバイス状況を確認するスポット利用サービスとなるが、サービス利用後に製品を継続して導入することも可能。これにより、各デバイスに対するリスクの検知や、安全でないデバイスの制御を継続的に実施し、より安全な社内環境を実現できる。