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マクニカ、重要インフラや制御システムを保護する米DragosのOTセキュリティソリューションを提供

 株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は19日、米Dragosと代理店契約を締結し、DragosのOTセキュリティソリューションを国内で初めて提供開始すると発表した。

 Dragosは、米国政府や軍におけるOTを狙う脅威と向き合ってきたメンバーによって設立された企業で、その経験や脅威インテリジェンスを製品・サービスに反映。機器や脆弱性の管理・脅威の検出、調査と対処の支援、定期的な脅威や業界トレンドに関する情報提供などの、脅威インテリジェンス活用型OTセキュリティソリューションを提供している。

 Dragosの製品・サービスは、パッケージとして一括で導入、もしくは個別に必要な製品・サービスごとの導入が可能で、マクニカは顧客の課題や状況に合わせた製品・サービスの選定、導入、導入後の運用支援を通じて、効果的なOTセキュリティ対策の推進を支援する。

 提供する製品・サービスは、OTに特化した最新知見(事案分析、攻撃TTP・IoC、脆弱性)や情勢レポートなど、対策に役立つ情報を提供する「WorldView」、OT WATCHによる分析レポートサービスや、アーキテクチャレビュー、アセスメント、ペネトレーションテスト、机上訓練、脅威ハンティング、インシデントレスポンス支援などを提供する「プロフェッショナルサービス」、資産・トラフィック・脆弱性の可視化、侵害・不正行為の検知、フォレンジックと対応のためのプレイブック提供などを行うプラットフォーム「Dragos Platform」、産業ごとに脅威の検知状況を匿名集約し、タイムリーに共有する「集団防衛」のための製品となる「Neighborhood Keeper(オプション)」。

 マクニカは、社会をサイバー脅威から守るため、CPSセキュリティ事業として、OT、IoTに対するセキュリティ製品やサービスを提供しており、今後も、重要インフラや製造業をはじめとした企業に対し最適なソリューションを提供することで、日本のセキュリティ強化を支援していくとしている。