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マクニカ、OT/IoT/ネットワークデバイス向け脆弱性管理プラットフォーム「DeviceTotal」を提供

 株式会社マクニカは11日、イスラエルのArcsaberと代理店契約を締結し、ArcsaberのOT/IoT/ネットワークデバイス向け脆弱性管理プラットフォーム「DeviceTotal」を提供開始すると発表した。

 DeviceTotalは、OT/IoT/ネットワークデバイスの脆弱性などの潜在的なセキュリティリスクを容易に可視化し、組織全体のセキュリティリスク管理を支援する。ユーザーが把握しているOT/IoT/ネットワークデバイスについて、「ベンダー名・ハードウェア種別・ファームウェアバージョン」の3種類の情報をAPIやCSVファイルで登録するだけで、脆弱性などのリスクを可視化できる。

 デバイス単位だけでなく、拠点や組織単位でリスクをスコアリングすることで、組織が潜在的に抱えるリスクを可視化し、組織全体の継続的なセキュリティリスク管理を実現する。これにより、優先してパッチ適用などの対処をすべきデバイスや拠点を把握でき、少ない工数で効率的にデバイスのセキュリティ対策を行える。

 ネットワーク構成変更やエージェント導入が不要。各デバイス、拠点、組織の3階層でリスクスコアを表示し、自社組織内の相対的なセキュリティリスクの比較や対策検討が行える。ファームウェアバージョンが不明な場合もリスクスコアリングが可能(ワーストケースで算出)で、脆弱性修正のためのパッチ適用時には、最新バージョン以外でも修正が可能なバージョンを推奨する。

DeviceTotalの特徴