パイプドビッツ、入社申請に特化した業務システム「SPIRAL HRクラウド LT」

　株式会社パイプドビッツは20日、入社申請機能に特化した入社手続きシステム「SPIRAL HRクラウド LT」を提供開始すると発表した。特に、アルバイトやパート採用の多い飲食／小売店舗での入社手続きを簡略化でき、企業や入社予定者の郵送手続き、書類保管の手間を削減するという。

　SPIRAL HRクラウド LTは、パイプドビッツのクラウドグループウェア「SPIRAL PLACE」と、従業員情報管理プラットフォーム「SPIRAL HRクラウド」の一部機能を統合し、入社手続き申請に特化したサービスとして提供するもの。

　1）店舗責任者がアルバイトやパートなどの入社予定者に申請依頼メールを送信、2）入社予定者がスマートフォンからステップ形式で入社に必要な情報をWeb申請、3）店舗責任者または企業の人事担当者が申請の承認およびデータ出力を行う――、といった3ステップで簡単に利用できる。

　採用を決めたその場で入社手続きが可能になるため、最短で入社予定者の情報収集および就労が可能になるほか、店舗責任者、入社予定者、企業が書類を郵送したり保管したりする手間が不要になるので、社内手続きの効率化を実現するとした。

　画面としては、店舗責任者が入社予定者の招待や申請内容の確認および承認などを行う「スタッフ画面」、入社予定者が入社申請や申請内容の修正、必要書類のファイル添付を行う「入社申請画面」、企業の人事担当者が店舗や管理スタッフ、店舗責任者の設定、承認フローの管理、データの出力を行う「管理画面」の3つを用意している。

スタッフ画面

入社申請画面

管理画面

　価格（税別）は、月の入社手続き数が10名までの場合で、月額5000円。11名以上は1人あたり500円の追加費用が発生する。