ビーブレイクシステムズのERP「MA-EYES」、セミオーダーで構築した環境を月額で利用できるSaaS＋型導入に対応

　株式会社ビーブレイクシステムズは16日、ERPソリューション「MA-EYES」において、新たな提供方式「SaaS＋」での販売を開始すると発表した。

　MA-EYESは、プロジェクト管理や案件・受注管理に強みを持つERPソリューション。プロジェクト型・労働集約型の業種や広告業などのサービス業に特化した機能を標準で搭載しており、IT、広告、コンサルティングといった業種を中心に利用されているという。

　従来、このMA-EYESは、さまざまな標準機能に加えて各企業固有の要望にも対応できるセミオーダー型のERPシステムを、指定の環境に構築できる「一括（買取型）」と、業務に特化した標準機能を月額課金形式で利用できる「SaaS（月額利用型）」の2種類で提供されていたが、今回はこの2種類を掛け合わせたSaaS＋方式での利用が可能になった。

　SaaS＋による導入の場合、自社向けにセミオーダーで構築したERP環境を、月額料金で利用できる。一般的なSaaSの場合はカスタマイズができないため、自社の業務をサービスに無理に合わせ、業務効率が低下してしまうケースもあるが、SaaS＋では、自社に適した使い勝手のいいERPの導入が可能になるとのこと。

　また一括（買取型）に比べて初期導入費用が抑えられるほか、ユーザー数の増減に依存しない月額利用料金（固定）方式のため、成長フェーズの企業でも安心して利用できるとした。