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IIJ、IoTプラットフォーム「IIJ IoT」でVPN接続機能を提供

 株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は1日、IoTシステムに必要な機能をワンストップで提供する「IIJ IoTサービス」について、IoTデバイスとIoTプラットフォームをインターネットVPNでセキュアに接続できる「VPNアクセス」機能を提供開始した。

 IIJ IoTサービスは、IoTデバイスからネットワーク、デバイスの監視や制御などを行うプラットフォーム、セキュリティ、クラウド環境を一括で提供するサービス。

 これまで、IIJ IoTサービスでは、IoTデバイスとIoTプラットフォームを接続するためのコネクティビティについては、データやシステムのセキュリティを確保するため、IIJモバイルサービスもしくはIIJ Omnibusサービスを利用する閉域網での接続を標準としていた。

 今回提供するVPNアクセス機能により、インターネット接続環境をもつIoTデバイスであれば、IIJ以外のモバイル回線、Wi-Fi環境、海外の現地回線などを使って、インターネットVPNによりセキュアにIIJ IoTサービスのプラットフォームに接続、利用できるようになる。

 リモートアクセスVPNは、軽量かつ設定が容易でIoTデバイスにも適したVPNソフトウェア「WireGuard」と、Windows PCにも標準搭載されている「L2TP/IPsec」の2つの接続方式に対応する。

 VPNアクセスの価格は、初期費用が無料、月額費用が1デバイスにつき200円(1デバイスは無償で利用可能)。

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