インフォマート、取引業務を電子データ化する「BtoBプラットフォーム TRADE」で電子署名・タイムスタンプ機能をリリース

　株式会社インフォマートは26日、取引業務を電子データ化する受発注サービス「BtoBプラットフォーム TRADE」について、新機能となる「電子署名・タイムスタンプ機能」をリリースした。さらに、同機能のリリースに伴い、「BtoBプラットフォーム」シリーズの3つのサービス、「BtoBプラットフォーム TRADE」「BtoBプラットフォーム 請求書」「BtoBプラットフォーム 契約書」が連携したと発表した。

　「BtoBプラットフォーム TRADE」は、電話やFAXなどをベースにやり取りされてきた、アナログな取引業務をデジタル化するクラウドサービス。企業間の商取引に必要な、見積もり・発注・受注・納品・検収といった業務を、一つのクラウド上でスマートに管理できる。

　インフォマートでは、コロナ禍の影響によりDXが進み、さまざまな業界や企業でデジタル化が拡大し、受発注や請求書、契約書業務などをデジタル化する、クラウドサービスの導入・検討を進める企業が増加していると説明。一方で、建設業界や情報通信業界などでは、現在でも注文書や請求書を書面で取り交わしている現状があり、また、請負取引においては、注文書・注文請書を契約書と同じ効力で取り交わすケースがあり、請負取引における文書のデジタル化を進める上では、注文書・注文請け書に「電子署名」「タイムスタンプ」を付与する必要がある。

　こうした状況を受け、建設業や情報通信業をはじめとする業界のDXを支援するため、見積もり、受発注、納品・検収をデジタル化する「BtoBプラットフォーム TRADE」に、電子署名・タイムスタンプ機能を実装したとしている。

　「BtoBプラットフォーム TRADE」で作成した発注書などの文書は、「BtoBプラットフォーム 契約書」に自動で連携され、「BtoBプラットフォーム 契約書」上で電子署名・タイムスタンプを付与し、契約を締結できる。

　「BtoBプラットフォーム 契約書」で締結した契約書などの書面は、「BtoBプラットフォーム TRADE」で検索・閲覧できる。また、今回の機能を利用することで、「BtoBプラットフォーム TRADE」「BtoBプラットフォーム 請求書」「BtoBプラットフォーム 契約書」の3つのサービスが連携し、業務効率や利便性が向上したとしている。

フロー図