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Cohesity、SaaS型でデータ復旧/データセキュリティ機能を提供する「Cohesity Cloud Services」を日本で提供開始

 Cohesity Japan株式会社(以下、Cohesity)は25日、日本の顧客および日本で活動する顧客向けに、SaaS型でデータ復旧とデータセキュリティ機能を提供する「Cohesity Cloud Services」ソリューションの提供を日本でも開始すると発表した。

 Cohesity Cloud Servicesは、Cohesity Cloud Servicesは、クラウド上で動作するSaaS型製品のポートフォリオ。以前はData Management as a Service(DMaaS)と呼ばれていたこのサービスは、サイバー保管庫を使ったデータの隔離、バックアップとリカバリー、災害復旧、脅威保護、データ分類、コンプライアンスなど、重要なデータ管理とデータセキュリティ機能をすべてSaaSモデルで提供し、簡単に利用できるようにする。

 Cohesityは、Cohesity Cloud Servicesの基盤インフラを管理し、Amazon Web Services(AWS)の東京リージョンでサービスを提供する。日本のユーザーは25日から、バックアップソリューション「Cohesity DataProtect」と、データ隔離・復旧ソリューション「Cohesity FortKnox」の2つのサービスを利用できる。

 Cohesity DataProtectは、クラウドネイティブのデータ、SaaSのデータ、オンプレミスのデータを簡単にバックアップし、保護できるBaaS(Backup as a Service)ソリューション。オンプレミスのソリューションと同様に、Microsoft 365 SaaSアプリケーション、Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon S3のデータ、Salesforce(SFDC)やその他クラウドプロバイダーのさまざまなクラウドワークロードをサポートし、セキュリティ、保護を提供する。さらに、仮想マシン(VM)やNAS、データベースなどオンプレミスのデータソースもサポートする。

 Cohesity FortKnoxは、ランサムウェアなどのサイバー攻撃の影響を最小限に抑える、SaaS型のデータ隔離と復旧ソリューション。このサービスは、Cohesityが管理するクラウド保管庫にイミュータブルな(変更不可の)データコピーを隔離して保存し、必要時にこのコピーを利用して、攻撃から確実に復旧できる。顧客のニーズに合わせて2つのオプションを提供し、どちらのオプションも重要なセキュリティ機能を備えている。

 「Cohesity FortKnox - Amazon S3 Standard-Infrequent Access(S3 Standard-IA)ストレージクラス」は、アクセス頻度は高くないが、必要な際に迅速にアクセスすることが求められるデータ用途向けのオプション。即時のデータ復旧が可能で、最低30日間の保存期間が設定されている。

 「Cohesity FortKnox - Amazon S3 Glacier Flexible Retrieval(FR)ストレージクラス」は、SaaS型サイバー保管庫の機能を提供するための、費用対効果の高いコールドストレージで、復旧時間は数分から数時間、90日以上の保存期間が設定されている。