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JALカード、カード会員管理の基幹システムをIBM Power Systems Virtual Serverに移行

 日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は27日、株式会社ジャルカード(以下、JALカード)のカード会員管理基幹システムのIT基盤を、「IBM Power Systems Virtual Server」に移行したと発表した。

 JALカードが採用したIBM Power Systems Virtual Serverは、IBM AIX、IBM i、LinuxのワークロードをIBM Cloud経由で従量課金にて利用できるサービス。同社は、これまでに開発してきたアプリケーションやソフトウェアのポートフォリオを変更することなく、カード会員管理基幹システムをクラウドに移行できることから、このIBM Power Systems Virtual Serverの採用を決定したという。

 新しいIT基盤では、OSやミドルウェアが最新化されたほか、周辺システムとの接続や従来の業務プロセスを変更することなく、アプリケーションの追加やストレージの拡張を、より柔軟かつ迅速に対応できるようになるとのこと。

 日本IBMは、多様なIT基盤を適材適所で柔軟に組み合わせて提案することにより、顧客の先進的なIT活用をいっそう支援していくとしている。