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NTT Com、オンライン環境の体感品質低下の原因を特定するサービス「お客さま体感品質モニタリング・スマート」

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は20日、ネットワークやクラウドといったオンライン環境利用時における、体感品質の低下原因を特定するサービス「お客さま体感品質モニタリング・スマート」を発表した。

 「お客さま体感品質モニタリング・スマート」は、オンライン環境の品質モニタリングにより、利用者の体感品質を低下させる原因を特定するサービス。NTT Comのネットワークサービスだけではなく、他社のネットワークサービスやクラウドを含めたエンドトゥエンドの品質モニタリングが可能なため、部分的な品質モニタリングにとどまらず、すべての範囲で体感品質低下を招く原因を特定できるという。

 また、利用企業が自ら品質モニタリングを実施するサービス形態を採用しており、PCにモニタリング用のソフトウェアをインストールするだけで利用可能。必要最低限のサービス内容に最適化することで、導入しやすい価格を実現しているとした。

 価格(税込)は、初期工事費用が2万2000円、月額費用が1IDあたり8800円。NTT Comでは、体感品質の低下についてひんぱんにストレスを感じることがある企業を中心に展開し、2026年度中に3500ユーザーへの提供を目指すとしている。

 あわせて、「お客さま体感品質モニタリング・スマート」とNTT Comのマネージドサービス「X Manage」などを連携し、特定した原因の解決策提示や事象改善を行うサービスも提供するとのことだ。