IIJのクラウド型Webセキュリティサービス、Sophosのアンチウイルスエンジンを利用可能に

　株式会社インターネットイニシアティブ（以下、IIJ）は13日、Webアクセスに必要なセキュリティ機能を統合的に提供する「IIJセキュアWebゲートウェイサービス」のアンチウイルスエンジンとして、英Sophosの「Sophos Anti-Virus」を新たに追加し、12月23日より提供開始すると発表した。

　IIJセキュアWebゲートウェイサービスは、危険なサイトへのアクセスを遮断するWebフィルタリング、ウイルスやマルウェアなどを防御するアンチウイルス、Webアクセスログ保管など、Webアクセスに必要なさまざまな機能をゲートウェイとして提供するクラウドサービス。

　従来、同サービスのアンチウイルス機能ではKasperskyのエンジンを提供してきたが、今回、Sophosのエンジンも利用可能になった。

　IIJでは、エンドポイントセキュリティでアンチウイルス製品を利用している場合、IIJセキュアWebゲートウェイサービスのアンチウイルスエンジンを別メーカーにすることで、複数のエンジンによるウイルスチェックが可能になり、マルウェアに対する保護機能を強化できると、マルチエンジンを提供する意味を説明している。