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SCSK、金融アドバイザーソリューション「Advyzon」を「Moneytree LINK」と連携、金融機関データの自動連携機能を提供

 SCSK株式会社は12日、IFA(Independent Financial Advisor:独立系金融アドバイザー)などの金融商品・サービス仲介業者向けに提供している「Advyzon(アドバイゾン)」において、マネーツリー株式会社が提供する金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」とのデータ連携を開始し、金融機関データを自動連携する「金融機関データ連携オプション機能」の提供を12月9日に開始したと発表した。

 金融機関データ連携オプション機能は、投資家が個人資産管理アプリケーション「Moneytree」内に登録した金融資産の情報を、金融商品・サービス仲介業者が利用するAdvyzonに、Moneytree LINKを介してAPIで自動連携する。

金融資産情報の自動連携機能の概要

 この連携により、個人投資家の金融機関データを、利用者の同意に基づき自動取得することが可能となり、保有する複数の資産情報をAdvyzon上で一元管理できる。これにより、IFAなどの金融商品・サービス仲介業者は、顧客の資産実態をより正確に把握した上で、資産管理、ポートフォリオ分析などのサービスを効率的に顧客へ提供できるようになる。

 金融機関から取得するデータは、商品種類、銘柄コード、銘柄名称、口座区分、数量、取得単価、評価額、通貨コード、為替レート、評価レート。対象金融機関は、Moneytreeアプリが対応している2500以上(2022年11月25日現在)の金融機関およびサービスのAPIのうち、銀行口座(個人)・証券口座に対応する。

 金融機関データ連携オプション機能の料金(税別)は、月額5000円(10顧客)。Advyzonを利用している金融商品・サービス仲介業者に対し、オプション機能として提供する。