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パナソニックのAI-OCR「WisOCR for 注文書・請求書」、認識箇所の事前設定なしで基本情報をデータ化可能に

 パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(パナソニック)は29日、経理・営業支援業務向けAI-OCR帳票認識ソリューション「WisOCR for 注文書・請求書」のバージョンアップ版を提供すると発表した。

 WisOCR for 注文書・請求書は、紙帳票の入力や転記作業を削減するAI-OCRソリューション「WisOCR」のうち、注文書や請求書に特化して提供される製品。紙やPDFで送られてきた注文書や請求書などを自動でデータ化でき、OCRでは避けては通れない、誤った認識をかんたんに確認・修正しながら販売管理システムなどへ反映できるため、日々の業務を効率化できるという。

 今回のバージョンアップでは、1)注文書・請求書の基本情報を事前設定なしで自動認識できる機能の強化、2)大量の明細情報のデータ化、3)認識結果の自動チェック、4)基幹システムの取り込み形式に合わせたCSVファイルの出力といった、4点の機能強化が行われている。

 まず1)では、従来のOCRのように認識箇所を事前に設定しなくても、AIが自動で注文書・請求書の基本情報をデータ化できるようにしたほか、電子帳簿保存法で必要となる項目も自動取得を行えるとのこと。

 2)では、注文書や請求書の明細情報をデータ化する機能が搭載され、受注処理や会計処理の手間を大幅に削減可能になった。

 また3)は、単価・数量・金額の情報をもとに、認識結果を自動チェックする機能で、全ての項目を目視する必要がないため、確認作業の効率化を実現可能という。さらに、品名などのマスターデータを登録しておくことで、認識結果とマスターデータを照合する自動チェックに対応。修正が必要な場合は修正候補が表示され、リストから選択するだけで正しい内容が入力されるとのこと。

 4)では、基幹システムの取り込み形式に合わせてCSVファイルを出力可能になり、RPAなどによるデータ加工なしで取り込めるので、業務効率が向上するとしている。