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Sky、営業支援 名刺管理サービスのクラウドサーバー利用版「SKYPCE Cloud Edition」を提供

 Sky株式会社は28日、営業支援 名刺管理サービス「SKYPCE(スカイピース)」で、これまでのオンプレミス版に加え、クラウドサーバー上で名刺データを保管する「SKYPCE Cloud Edition」をリリースした。

 SKYPCEは、顧客がスキャナーやスマートフォンでスキャンした名刺データを、クラウド経由でSkyのサーバーに転送し、Skyがテキスト化した上で顧客の環境に返却する。データのやりとりはすべて暗号化した上で行うなど、セキュリティを考慮した運用で、顧客の名刺情報を保護する。

 交換した名刺はスマートフォンで撮影してデータベースに登録でき、営業活動に素早く活用できる。また、オフィスのスキャナーや複合機から名刺をスキャンすることもでき、イベントなどで交換した大量の名刺をまとめて登録する場合などにも活用できる。

 組織内のPCを一括管理して情報セキュリティ対策を図る「SKYSEA Client View」や、仮想環境の利用で重要データの漏えいリスクを低減する「SKYDIV Desktop Client」と組み合わせて利用することで、名刺管理のセキュリティをさらに強化できる。

 新たに提供するSKYPCE Cloud Editionは、名刺データをクラウド上で保存・管理することで、物理サーバーを準備せずに名刺管理を始められる。クラウドサーバーのメンテナンスやトラブル時の復旧も、顧客側で対応する必要はなく、名刺画像データを含め、名刺情報は顧客が必要なときにダウンロードして利用できる。

 従来のオンプレミス版は、営業活動に生かすための顧客情報の元データとなる重要な名刺情報を、第三者の制約を受けずに顧客自身の管理下で自由に利用でき、名刺データを顧客のオンプレミス環境で保存・管理することで、組織のセキュリティポリシーに沿った運用を安全に行える。