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富士フイルムビジネスイノベーション、業務ソリューションとの連携を強化した複合機「Apeos」シリーズ3機種を発表
2024年9月25日 06:00
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は24日、業務ソリューションとの連携を強化した、A3デジタルカラー複合機「Apeos」シリーズ3機種を10月21日に発売すると発表した。
新製品のうち「Apeos C7071」シリーズは、A3デジタルカラー複合機の商品ラインアップを一新するフラッグシップモデル、「Apeos C3067」と「Apeos C3061」シリーズは、中小企業向けのコンパクトモデル。
新製品は、スキャンなどで収集した情報と文書管理、経理システムなどの各種クラウドサービスをつなぎ、オフィスのDXを支援する機能を搭載。例えば、複合機とクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」を連携することで、スキャンデータやファクスデータの取り込み時に、ファイル名の自動付与と自動仕分けを行うことや、業務に必要な情報のデータ化・確認・加工・出力・送信工程において、ワークスペース上で他社クラウドサービスとの連携が可能になるなどの業務効率化を実現する。
フラッグシップモデルとなるApeos C7071シリーズは、オフィスのセンターマシンとして業務遂行の中核となる複合機。印刷速度が毎分70枚から毎分25枚での計6商品をそろえる。高速・中速モデルでは、1パス両面自動読み取りで毎分270ページの高速スキャンが可能で、業種業務を問わず、さまざまなオフィス環境で紙文書の電子化をスムーズに行える。中速・低速モデルでは、毎分160ページの1パス両面自動読み取りに加え、名刺やレシートサイズの用紙を連続で自動読み込み可能なスキャナーを搭載し、社内での情報共有や経費処理作業などを効率的に行える。
さらに、Apeos C7071シリーズでは、出力時に針なしステープル機能やZ折り・三つ折りなどの後処理工程にも対応する。
Apeos C3067とApeos C3061シリーズは、コンパクト性を追求した中小企業向けの複合機。手差しトレイや用紙搬送経路を見直すことで、本体幅を従来機よりも13mm低減し、小規模オフィスにも設置可能なコンパクトなマシンサイズを実現した。加えて、用紙対応力も強化し、52g/㎡の薄紙から300g/㎡までの厚紙、販促物などの内製化に便利な297×1200mmの長尺出力にも対応する。
また、従来機に搭載されたトナーよりさらに定着温度を15℃低減した、業界トップクラスの低温定着トナーを新たに採用。トナーを紙に定着する工程は、複合機において最も電力を消費する工程となるが、新トナー採用などにより、TEC値3の低減やウォームアップタイムの短縮化を実現した。さらに、将来の再資源化を前提に、部品の形状や構成を見直し、分解・清掃・分類しやすい商品設計を新たに取り入れた。
Apeos C7071シリーズの標準価格（税別）は、連続複写速度毎分70枚モデルの「Apeos C7071（Model-PFS-C）」が525万5000円、毎分65枚モデルの「Apeos C6571（Model-PFS-C）が495万3000円、毎分55枚モデルの「Apeos C5571（Model-PFS-C）が396万2000円など。
Apeos C3067の標準価格（税別）は、「Apeos C3067（Model-PFS-4T）」が215万6000円。Apeos C3061シリーズの標準価格（税別）は、連続複写速度毎分30枚モデルの「Apeos C3061（Model-PFS-4T）」が196万9000円、毎分25枚モデルの「Apeos C2561（Model-PFS-4T）」が188万1000円など。