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富士フイルムビジネスイノベーション、複合機「Apeos」シリーズのコンパクトA3モデル新製品5機種を発売

 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社は8日、デジタルカラー複合機「Apeos C360/C2060」、デジタルモノクロ複合機「Apeos 3060/2560」「Apeos 1860」の5機種を、2月10日から発売すると発表した。

 新製品は、複合機/プリンター「Apeos」のラインアップを拡充した、小型・省スペースのA3対応モデル。自宅でテレワークをしているときでも、オフィスに届いたFAX文書を取引先ごとに自宅で確認することができ、リモート操作で複合機のFAX回線経由で送信できるなど、中小規模事業所向けに業務を効率化する機能を強化した。

 米国セキュリティ対応基準「NIST SP800-171」に準拠し、ネットワーク接続の安全対策や、複合機に蓄積されているデータの情報漏えい防止対策を強化。無線LANのセキュリティを強固にした、新しいプロトコル「WPA3」にも対応する。

 操作パネルには富士フイルムの抗菌技術「Hydro Ag+」を施し、ハードボタンにも抗菌樹脂を使用。さらに、複合機の操作パネルに触れることなく、モバイル端末からコピー、FAX、スキャン、プリントなどの基本操作を行えるアプリ「Print Utility」を利用することで、ウイルス感染のリスクを軽減する。

 その他、複合機の出力後処理においては、針無しステープル対応フィニッシャーをラインアップに追加。用紙に穴を開けない用紙圧縮方式を採用し、針無しで最大10枚までの文書を1カ所または2カ所でとじられる。

 連続複写速度(A4ヨコ/B5ヨコ)は、Apeos C2360が毎分23枚(カラー/モノクロとも)、Apeos C2060が毎分20枚(カラー/モノクロとも)、Apeos 3060が毎分30枚(モノクロ)、Apeos 2560が毎分25枚、Apeos 1860が毎分18枚。

 製品の価格(税別)は、Apeos C2360(Model-PFS-4T-B)が161万円、Apeos C2060(Model-PFS-1T)が114万円、Apeos 3060(Model-PFS-4T-B)が174万円、Apeos 2560(Model-PFS-4T-B)が144万円、Apeos 1860(Model-PF)が77万円など。

Apeos C2360