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エーアンドエー、ユーザーエクスペリエンスを強化した最新CAD・BIMツール「Vectorworks 2023」を発表

Vectorworks 2023のインターフェイス

 キヤノンマーケティングジャパングループのエーアンドエー株式会社は28日、CAD・BIMツールの「Vectorworks」について、ユーザーエクスペリエンスを強化した最新版「Vectorworks 2023」を2023年1月13日に発売すると発表した。

 Vectorworks 2023は、2D、3D、データベース、高品質レンダリングなどの豊富な機能を搭載した、設計・デザインのためのワンストップアプリケーション。専門分野別のラインアップにより、BIM・建築・インテリア、造園・外構、舞台照明の設計業務を効率化する。

 最新版では、ユーザーエクスペリエンスの強化とパフォーマンスを向上。3Dモデリングのオプションを追加し、少ないステップでさまざまなモデルを作成できる。シェイドレンダリングの表現も向上し、設計者のビジュアライゼーションをサポートする。またVectorworks Graphics Moduleの活用により、断面ビューポートの更新を最大6倍高速化し、更新プロセスのバックグラウンド処理を実現した。

 BIM・建築設計向けパッケージ「Vectorworks Architect 2023」では、ドアや窓を直感的にダイレクトに作成・編集できる機能を搭載し、設計プロセスをスムーズにする。立断面図に必要なレベル基準線もビューポート内で指定するだけで作成でき、設計図書の作成効率を向上。また、地形モデルにおける造成図形も強化し、現実に近い土地形状計画を可能にする。

 製品の希望小売価格は36万8500円(税込)から。