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NTTPC、バイタルセンサーによる健康管理サービス「みまもりがじゅ丸」に“ひとり作業”向けの新プランを追加

 株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)は6日、バイタル情報を活用し、熱中症の対策をサポートする「みまもりがじゅ丸」に、リストバンド型バイタルセンサーで転倒状態などを検知・通知し、“ひとり作業”のフィールドワーカーを見守ることに特化した新プランの提供を開始した。

 「みまもりがじゅ丸」は、リストバンド型バイタルセンサーを活用し、フィールドワーカーの健康管理を行うサービス。NTTPCでは、サービスを提供する中で、多くの顧客から“ひとり作業”の見守りへの要望が寄せられたことから、これに対応する新プランを提供するとしている。

 サービスでは、体調が悪く動けなくなったフィールドワーカーが、リストバンド型バイタルセンサーのSOSボタンを自ら押すか、一定時間転倒状態で動けなくなったことをリストバンド型バイタルセンサーが自動検知した際に、管理者にその情報が通知されることで安全管理を実現する。

 SOSは電話で、転倒状態はメールで通知する。電話は2つまで番号登録が可能で、つながるまでかけ続けるため、管理者は容易に異変に気付ける。管理者は位置情報も確認できるため、救援や支援などを迅速に行える。

 リストバンド型バイタルセンサーは、本体内に通信用SIMを内蔵しており、特別な操作は不要で、着用後、自動的にバイタルデータの計測を開始し、「みまもりがじゅ丸」専用のクラウドにデータを送信する。また、体温や血中酸素濃度、血圧などを計測する機能も備え、“ひとり作業”のフィールドワーカーのセルフケアにも活用できる。

 管理者は、別々の場所で作業を行っている、複数のフィールドワーカーからのSOSや転倒状態の通知を同時に受信でき、フィールドワーカーの位置情報や状態を地図上で確認できる。

 サービスの価格(税別)は、1IDあたり初期費用が6000円、月額料金が3600円。リストバンド型バイタルセンサーは別途見積もり。最低利用期間は3カ月。

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