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サイバネットシステム、「サイバネットクラウド PC&モバイル管理サービス」最新バージョン7を提供開始

 サイバネットシステム株式会社は16日、サイバネットが販売・サポートするクラウド型IT資産管理&セキュリティ対策製品「サイバネットクラウド PC&モバイル管理サービス」について、最新バージョン7の提供を開始したと発表した。

 サイバネットクラウド PC&モバイル管理サービスは、クライアントPC(Windows/Mac)や、モバイル端末(Android/iOS)の資産管理・セキュリティ対策を、クラウド上で一元管理/運用できるサービス。テレワークや海外拠点、国内グループ企業など、社内ネットワークに接続されていない端末も管理でき、IT資産管理の効率化と統制の強化を図れる。

 新バージョンでは、クライアントPCの操作ログ(操作履歴)を記録する「Log Analytics」を有償オプションで追加。Log Analyticsの利用により、取得できるログの種類を大幅に増強でき、Webメールのみならず、デスクトップアプリのメール送受信記録や、起動したアプリケーションの稼働ログなどが取得可能になる。

 取得したログは、「セキュリティ」「ワークバランス」「勤怠状況」「個人別」の4つの指標で可視化でき、テレワーク下においてもクライアントPCの稼働状況を一目で把握できる。さらに、ログデータはクラウド上で最大7年間保存できるため、セキュリティ事故の原因究明も、より長くさかのぼって行える。

 クライアントPCの「Windows Defender」の集中管理を実現する、「Defender Control」も有償オプションで追加。PCごとの設定状況やマルウェアの検知状況、ウイルススキャン結果を一元管理できるため、システム管理者の業務負担を軽減し、組織全体のセキュリティ強化を支援する。

 インターネットに接続されている端末を、管理側の端末からリモート操作可能にする「クイックリモコン」機能も有償オプションで追加。社内ネットワークに接続されているクライアントPCだけでなく、外出先からアクセスする端末や、海外の端末など、社内外に関わらず操作できる。機能を活用することで、これまでメールや電話会議などで行っていたシステムサポート業務の効率化や、工数/負荷の軽減が期待できる。

 また、Active Directory連携として、Active Directory内の組織設定に連動し、PC&モバイル管理サービス内の設定も自動更新されるようになった。人事異動や入社/退職時に必要となる組織設定を追加で行う必要がなくなり、システム管理者の工数を軽減できる。