クロス・ヘッド、ローコード開発ツール「Pleasanter」の実行環境をマネージドサービスとして提供

　クロス・ヘッド株式会社は31日、株式会社インプリムが開発・販売するオープンソースビジネスアプリケーションプラットフォーム「Pleasanter（以下、プリザンター）」の実行環境を、Amazon Web Services（AWS）を用いてマネージドサービスとして提供する「Pleasanter on AWS」を提供開始した。

　プリザンターは、業務にフィットしたWebデータベースのアプリケーションを、画面操作だけで作成できるローコード開発ツール。DXや内製化を推進する際などに用いられるWebデータベース開発ツールなどとして活用でき、クロス・ヘッドでは2021年8月から取り扱いを開始している。

　一方、プリザンターの実行環境を構築・運用するには、WindowsやLinux OS、ミドルウェアに対する知見や運用体制が必要となるため、利用するにはハードルが高いという声が寄せられていたと説明。こうした声を受け、クロス・ヘッドが有するAWSの実績を生かし、プリザンターの利用ユーザーや開発企業向けに、AWS上での実行環境の構築から、運用管理までを含むマネージドサービスとして、Pleasanter on AWSを提供する。

　サービスは、AWS上にプリザンターの実行環境を構築し、構築後の運用管理サービスまで提供する「オールインワン」タイプと、既にAWS環境を持つ企業向けに、AWS上にプリザンター実行環境のみを構築する「構築Only」タイプの、2通りのサービス形態で提供する。提供価格は、オールインワンタイプが月額7万8000円から、構築Onlyタイプが25万円から。