ニュース

セイコーソリューションズ、IaaS/PaaSの設定不備を検知する「CSPMサービス」を提供

 セイコーソリューションズ株式会社は29日、パブリッククラウド(IaaS/PaaS)の設定状態を見える化し、セキュリティリスクの検出と改善を支援する「CSPM(Cloud Security Posture Management)サービス」を9月に提供開始すると発表した。

 CSPMサービスは、情報漏えい事故の元となる“クラウド設定ミス”を防止するソリューションとして、Levetty株式会社のCSPM製品「Cloudbase」を活用して、管理するパブリッククラウドの情報を収集し、企業の管理担当者へ通知・報告、問題のある設定を変更するなど、クラウドの安全な運用を支援する。

 サービスでは、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)の各パブリッククラウドの一元管理が可能。複数のIaaS/PaaSに対して、利用アカウントのアセット数の変位や、設定不備の日次通知、アセット追加、設定不備アセットに対しての操作証跡レポート、設定不備に対しての設定変更などを提供する。これにより、ITインフラ管理者の負担を軽減しながら、パブリッククラウドのセキュアな設定を維持し、安心で安全なIT利用環境を実現する。

 セイコーソリューションズでは、Levettyと連携し、クラウドセキュリティの統合管理を推進することで、社内ネットワークからクラウドまでを可視化し、安心・安全・快適なITインフラの利用を支援していくとしている。

CSPMサービスのポータル画面とレポートイメージ